バッド・ブロマンス


2016.04.10 Sunday
【概略】
何ごともパッとしないダンは同窓会を計画するが、同級生たちは無関心。そんな時、同じ演劇部だったオリバーをTVで見掛け、彼がスターになったと勘違いし…。
コメディ



高校の同窓会で20年ぶりに再会したら…おじさんがオジサンに恋をした?
ブロマンスと言う冠と違って、思っくそ肉体関係ありでした(笑)ジャック・ブラックとジェームズ・マースデン。
ブロマンス(Bromance)とは、2人もしくはそれ以上の人数の男性同士の近しい関係のこと。性的な関わりはなく、ホモソーシャルな親密さの一種。要するに四六時中一緒にいる、相手の事を思う思われな近しい親しい友情を超えた間柄の人のことだね。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」でいえばショーンとエド。
「スタートレック」でいえばカークとスポック。
ベン・アフレックとマット・デイモン。
が、本作では肉体関係ありでした(笑)2回言いました。まあBADがついてるからいいのか。…いいのか?
でもいくら冴えないおじさんだからといって、まったくもってストレートの男性が、(勝手にスターと思い込んでる)キスからはじまって男性と寝るかな?とそこはちょっと疑問符。目が点で貞操を失った感じに笑ったけど。
そして肝心の同窓会では、嫉妬と、憧れと、中心にいる人物に自分もなりたかった、そんなシリアスな感情。
フェイスブックじゅうに広がってる男同士のアレ。家族がショックだよなー…でもオリバーは他の実行委員に「お前らともヤレたのになんでヤラなかったんだろ」それはあの夜が特別で、最高に盛り上がっていたから。ダンとオリバー、ふたりの波長があったから。
ダンは最後に同窓会のフェイスブックにある文章を載せます。
息子の「僕らしくないと思ったから」と言うのが良かったですね。そうそう、自分らしいのが一番。

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ビームマシンで連れ戻せ テレポーテーション大作戦


2016.04.06 Wednesday
【概略】
東西に分断されたベルリン近郊の村に住むリケは、宇宙に憧れる女の子。彼女は衛星の打ち上げ計画を実行するが、手作り気球は大木に激突し、厳重注意を受けてしまう。
ファンタジー・アドベンチャー



離れ離れになった大好きな叔父さんを救うため、お祭りの夜にある計画が実行されようとしていた―。それは、特殊装置ビームマシンでリケを西ベルリンにテレポートさせ叔父さんを連れ戻すこと!しかし、スイッチボタンを押した瞬間、村中の大人たちを西ベルリンに送ってしまった!?こうしてリケたちによる大人たち救出の新たなミッションが幕を切った!
東西ドイツ分断時代で東ドイツをこんな風にポップに描いた作品を、私は他に知らない…と思う。社会主義体制の締めつけをまともに描けば絶対シリアスになっちゃうし、そこを子供達の世界を通して、こんなことがあったらいいなを実現した映画。もともとは「テレポーテーション」という短編作品だったのを、ユーモアと夢溢れる作品へと長編化した。
基本的には可愛らしいフレデリケ(ヒロインの少女)とそのクラスメートの男の子たちとが電話線を使った転送装置“ビームマシン”を作ろうと材料集めに奔走する姿を描いた、ちょっとSF風味のファンタジー・アドベンチャーです。
1989年11月という時代背景もミソで、そう、本作は「ベルリンの壁崩壊」の数日前から始まるストーリーなのでした。冷戦末期の東ドイツで苦悩する大人たちや役人たちの姿を映し出しますが、基本はファンタジーですので、重々しくはならない。リケ(フレデリケ)達が転送ビームの装置を身近な材料で作り上げようと苦心するところなんか、謎の金属や石を拾ってきては何かに使えないかと夢膨らんだ子供時代を送った人にはキューンとするポイントなのではないでしょうか。
なかなか良く出来た佳作。
ただこういう映画に立派な装置が出来てしまうのはちょっとおかしいなあ…もっとちゃっちい感じので良いのだよ。

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ポルターガイスト


2016.04.05 Tuesday
【概略】
郊外に引っ越して来たボーウェン一家。彼らは新たな生活をスタートさせるが、子どもたちは不気味な雰囲気を感じ始める。ある日、幼いマディソンが姿を消し…。
ホラー



往年の名作「ポルターガイスト」をサム・ライミ監督がリメイク。
郊外に格安物件の一軒家を見つけ、家族で越してきたエリックたち一家。クローゼット、TV、天井裏……庭からは骨片のようなものが見つかる中、ある日、家にいたはずの幼いマディソンが忽然と姿を消し、一体この家では何が起こっているのか…おぞましい「秘密」を知った一家は、霊媒師に助けを求め、娘を取り戻すために決死の戦いを始める―。
見所は、ドローンを駆使したあっちの世界の映像でしょうか。戦慄シーンは少なめ。
ピエロに囲まれるって最悪、しかも目玉ぎょろったよ。
そもそもは、宅地開発で墓地をうつしたはずが、墓石だけ移動しただけで死者への冒涜があったと。多数の死者たちが暴動を起こしている状態になってしまっているということ。
手軽にみれるし、うさんくさい霊能者のおじさんも本物だったってことで、彼が死者たちを光に導けて、ラストで反応があったので戻ってきているかもしれない、というハッピーエンディング。
でも次の家を探している一家が、家を見て逃げ出すというのは微妙なオチでございました。
大掃除完了!

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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション


2016.03.30 Wednesday
【概略】
カットニス率いる第13地区の反乱軍はついに、スノー大統領が支配する独裁国家との最終戦争に突入した。ゲイル、フィニック、そしてピータを従え、カットニスはスノー暗殺作戦を決行。しかし一行は、死のトラップや無数の敵に直面する。それはまさにスノーが仕掛けた戦争という名のハンガー・ゲームだった…。
SFアクション



ハンガー・ゲーム、ここに完結!
はいはい、ここまで付き合ってきたけどね、終わってくれて心底ホッとしたわ。せっかくのジェニファー・ローレンスが全く生かされていない(いや、カリスマ性という意味では生かされていたのか?)シリーズ最終作第4弾。
レジスタンスの象徴的存在となったカットニスにおけるスノー大統領暗殺作戦…というか、ですね。ゲオの冊子には恋人の幼馴染ゲイルの存在が「兄のような存在」と書かれてあって、「おい!?」と思ったのです。なんすかね、この無理にピータとくっつけようとする感じは。原作でもいきなり変わるんですかね?ピータの凶暴化も沈静していてアレ?と。
3作目の出来があまりにも酷かった(ローレンスPV)ので心配してた本作ですが、この内容を3作目にやっておけばよかったじゃないと思ってしまいました。
ただねえ〜あのゾンビみたいなエイリアンみたいな集団(ミュット)、アレ出てきた時は萎えましたよ。黒い粘液の洪水も、あれだけ予告でやってれば新鮮味がないというかあれだけ?だったし。広場でのコインとスノー、カットニスの構図がいかにもって感じで予想の範疇でわらた。
彼女が選んだ人生は幸せなのだろうか。何となく生まれたばかりの娘に妹の名前をつけたような気がするね。終わってみると1・2作目のハンガー・ゲームの内容とラストの家族風景との差になんだか違和感が残るシリーズだった。

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ブラック・シー


2016.03.27 Sunday
【概略】
ロビンソンはある日突然、会社からクビを言い渡される。そんな矢先、彼は莫大な金塊を積んだドイツ軍のUボートが黒海に沈んだままだと聞く。
スリラー



ジュード・ロウ主演。≪潜水艦という密室で男たちのプライドとエゴ、そして欲望が激突する―。スリリングな展開に一瞬も目が離せない最新"潜水艦"アクションスリラー!≫
海洋サルベージ専門家のロビンソンは、ある日突然、11年勤めた会社からクビを言い渡され途方に暮れる。妻と12歳の息子も彼のもとを離れていた。そんな矢先、第二次大戦時に莫大な金塊を積んだドイツ軍のUボートが黒海に沈んだままになっているという情報を聞き一攫千金を狙う男たちと深海に潜ることになるのだが…。
解雇されて沈んでいるロビンソンをみかねた友人カーストンが、以前黒海でみつけたドイツ軍のUボートの情報を伝えるのだが、彼はうつで病んでいて薬を飲みすぎて死んでしまう。友人の最期の置き土産ってこともあって、出資者にすっごいボロ潜水艦をあてがわれて海の中を進むのですが、金塊の取り分は出資者分を抜かして全員均等に分ける、といったことから、争いは避けられないような雰囲気になる。そしてちょっとした諍いから潜水艦の機器が爆発し、壊れ、死人もでるのです。しかしロビンソンの提案で「生きてここを出るか、皆で死ぬか」の二択しかないことから、一時的に手を組むメンバー。そしてソナー代わりに音を出して、潜水してそこに本当にドイツの金塊を載せたUボートがあることを確かめるのです。船内から浮上するために必要なドライブシャフトを移し変えるのです。が、金塊ももってきており、「金塊を諦めよう。俺たちの命がかかってる」と言う案も出るのですが…。
金は人を狂わせる…。友人のカーストンすら金をもらって情報をわざと流していた。すべては元雇われてた会社が仕組んだことだったのだ。浮上すればその時点で海事法で捕まる手はずになっていると「銀行屋」に告白される。
彼らはそれを避けるために南下しようとする。動かない潜水艦をシャフトを使って動かすのだ。2億ドル近い金塊がロビンソンの判断をも狂わせていく。
また銀行屋が船員に「浮上しなきゃ死ぬぞ。だからあいつを殺せ」と言う誘惑もしたり。実行したせいでまた機器が爆発。今度は水が船内に入り込んでしまう。この船は沈む。
生き残った二人に、隠していた脱出スーツを着せ、発射口から脱出させると、ロビンソンはひとり金塊を目前にし、船と家族の思い出と共に沈むのであった。最後に浮かんだ脱出スーツには金塊と家族の写真が入っていた…。

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ファイナル・ゲーム


2016.03.24 Thursday
【概略】
サッカーのアメリカ代表チームのメンバーを乗せた飛行機が墜落。大多数が一命を取り留めるも、漂流した先は無人島だった。彼らは協力して生活していくが、徐々に亀裂が入り始め…。
スリラー



無人島に不時着した15人。生き残りをかけた彼らの<最終戦>が始まるー。
これ、別にサッカーのアメリカ代表のチームじゃなくてもよくね?
「理由があって生き残ったのよ」の理由はとくになかったです。
水と食料で仲間割れになる割には、飢餓感がなく、全員マッチョ。飛行機墜落事故で生き残ったはいいけど、墜落大惨事のわりに救助が遅い。など、挙げればきりがないツッコミどころを緩和してくれるのは、奪われたボートが救助を呼ぶという皮肉が見せ場だったからなんでしょうか?1週間足らずで普通の人たちよりも結束の強いはずの「チーム」ががたがたに。
なぜかあっちの島とこっちの島で分れて同じ島内でも女を巡って争ってあっちの島だと嘘ついたり。「応戦するしかない」
実際のところ、精神的に弱かったのは、アンディだったんですね。傷ついた相手を介抱しながらその手で殺したのも、そこから弱っていったんじゃなくて、スリムが倒れてリーダーを任されたあたりから、もうおかしくなっていたのかもしれませんね。
結局はボートで逃げた連中が発見されてヘリで救助されたんだけど、逃げたアンディ、救助隊員に「これで全員ですか?」にスリムが「ええ」と応えてENDです。

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ヒロイン失格


2016.03.21 Monday
【概略】
女子高生のはとりは大好きな幼馴染みの利太がイケてない同級生とつき合い始め、奪還作戦を企てるが敢えなく撃沈。そんな彼女の前に学校一のモテ男・弘光が現れ…。
ラブストーリー



少女漫画原作を桐谷美玲主演で映画化。
私が好きな人か、私を好きな人か。
女性は愛されているほうが幸せになれるよね…でも自分自身に好きな人がいたらそれも変わるよね。難しい問題だ。
幼馴染が=好きな人ってのは、少女漫画なんかではよくある光景だけれど、現実ではそれってあんまりないよね。小さい頃からのいいとこも悪いとこも全部知ってて、しかも好き!というのはどうしたって「執着」が激しいだろうなあ、と思います。
結局のところ少女漫画だし、利太とはとりがくっつく方向へ最終的に向かうんだろうなあという予想もつきます。その間の紆余曲折を描いた作品なんですが、現実味がないんだよなあ。少女漫画に現実感を持たせるのはまあ至難の業ですが(笑)
大好きな利太が地味っ子と交際を始めて焦るはとり。私のほうが可愛い!私のほうが利太の事が好き!私のほうが利太の色々な所を知ってる!と、「私のほうが」作戦を敢行するのは面白かったですが、正論で返されて撃沈するも、今度はモテ男が寄ってくると。
本気じゃないなら止めろというのは利太の揺れる男心。本当は好きなのに、失いたくないのに、同じような傷を持つものとして離れられない優しさ。でもそんなの本当の優しさじゃないんだよね。
結局、修学旅行先で、はっきりと悟る恋心。はとりと利太がくっつきます。
友人の中島さんが男前っすね。あとEDの曲が映画の内容にピッタリの曲だった。

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バケモノの子


2016.03.19 Saturday
【概略】
ある日、バケモノ界に迷い込んだ人間界の少年はバケモノの熊徹と出会う。その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだった。
アニメーション



細田守監督作品、スタジオ地図。
少年期のリズム感を教えつつ武芸を教わる熊徹と九太二人の関係性がよかったぶん、後半の青年期は父子問題を挟みつつヒロインまで登場して、ちょっと失速しましたね。
とはいえなんか後半のほうの熊徹が九十九神になって九太の胸の剣になるところとかじーんとしてしまったのですけど(こういう師弟愛に弱い)、その後、渋天街に戻って熊徹の後を継ぐとかそういう展開にはならないんだな。人間世界で自分の足でたっていく、そういう展開になるのが「人間」だから当然といえば当然なんだけど、なんか違和感というか、楓が余計だというか。
少年が修行で強く成長していくというのも、今時分目新しいぐらい王道な話でしたが、結局「強くなる」ことに、人間世界に行ってしまうと意味がなくなっちゃうって言うのが、納得いかないのかもしれない。
序盤、千と千尋的な展開になりますが、少年時代の成長をじっくり描いているので、九太と熊徹の関係性が余計際立つ。だからこそ実父の登場と彼との暮らしを選んでしまった事に、うーん?と首をかしげちゃう思いなのかも。
ただ、人気の「おおかみこどもの雨と雪」が私にはいまひとつだったので、ここでスタジオ地図の好感度あがったところはあるね(笑)こどもがみたらどうなんだろう、私はまあ納得できないところもありつつも凄く面白かったと思う。

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PAN〜ネバーランド、夢のはじまり〜


2016.03.09 Wednesday
【概略】
孤児院で暮らす少年・ピーターは、母を捜してネバーランドへ旅立つ。そこで彼は若き日のフック船長やタイガー・リリーと出会い…。
ファンタジー・アドベンチャー



ifピーターパンのお話。オリジナル脚本。
少年ピーターの凛々しさとファンタジーらしい美しい映像が素晴らしく、ファミリーで観て楽しめる作品に仕上がっているとは思う。
悪役・黒ひげを演じたヒュー・ジャックマンは特に新境地ってほどではなし。
海賊船が空中に浮かぶのとかは、やっぱり夢があるよねえ。
ただ、期待していたほどの高揚感は得られず^;もっと冒険心をくすぐるようなストーリーが欲しかった。
妖精の王子と人間の娘(アマンダ・サイフリッド)との間に生まれた子。私はむしろここのロマンスにぐっときたり(笑)人間の娘は黒ひげの寵愛をうけてたんですよね?命を懸けたたった一日だけの妖精→人間化で身篭ってしまうのね…妖精マジック!(笑)
クライマックスはみごたえありました。別に戦ってる感はないんですけど…妖精たちを身にまとって飛んでる姿とか。
可能性を秘めた少年ってか、ピーターが「パン」として生まれ変わる物語でもありました。ラストの「俺たちずっと友達だよな!」「喧嘩なんてありえない!」ってのが…その後のフック船長とピーターとの関係を思うと複雑に。

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ボヴァリー夫人とパン屋


2016.02.13 Saturday
【概略】
マルタンの営むパン屋の向かいに、愛読書の「ボヴァリー夫人」さながらのイギリス人夫妻が越してくる。マルタンは奔放な夫人から目が離せなくなり…。
ドラマ



長年、パリの出版社に勤めていたマルタンは、実家のパン屋を継いでいる。パンをこね、焼くだけの日々である。楽しみは読書で、フローベールの「ボヴァリー夫人」を、暗記するほど愛読している。
「ボヴァリー夫人」を読んだ事がないのでなんともいえないのですが、どうやら「田舎の平凡な結婚生活に倦んだ若い女エマ・ボヴァリーが、不倫と借金の末に追い詰められ自死するまで」を描いた作品のようです。要するに不倫して破滅していく話なんですね。同じ苗字のボヴァリーという夫妻が越してきてから、このエマに奔放なジェマを重ねていっていくパン屋の主人公。妄想だけですんでいればよかったものの、気がつけばボヴァリー夫人とジェマの事ばかり思案するように。そして、ジェマは金髪美青年と不倫。やばい、このままじゃ小説の通りになっちまう、と主人公は思うわけです(笑)
この中年主人公マルタンの妄想がストーリーを牽引していくわけですが、ヒロインで奔放なジェマを演じるジェマ・アータートンが実に魅力的に描かれていました。熟した果実…といってしまっていいかわかりませんが、その視線、ひらいた唇、憂う横顔が実に美しい。ジェマが見せる「無意識な色香」(髪の毛を上げてうなじが見えたり、カーディガンを脱いで肩が露になったり、寄り添って入れる茶などの仕草)に惑わされるマルタンの様子が可笑しくもあり。本来の女性のエロチックな部分ってこの無意識な部分が大きいよね!男性諸君には悪いけれども、それは無意識であって挑発とは違うのですよ。当然美人(ジェマ・アータートン)がそうするのだから、男は自然と魅せられてしまう。濃密なエロシズムが漂う。
小説の世界と現実の世界を混同したパン屋が巻きおこす“妄想"と、青年との不倫に溺れる人妻の“現実"。フランス映画らしいエスプリの効いた作品で、思わず笑いがこみあげてしまった。
結局、ジェマは死んでしまうのだけれど、その死因はなんとも笑えないものだったな。マルタンの作ったパンが喉に詰まった、なんて。小説ではエマの不貞を日記で夫が知るのだが、この場合ジェマの日記には夫との明るい再出発の話が書かれていて、それが現実的でもあり小説とは真逆で皮肉的だ。

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Memo

03/24
ホライゾンゼロドーンを絶賛プレイ中。DVDおろそか^; 借りてきたもの→「ベルリンファイル」「ウォールフラワー」「MUD マッド」「武士の献立」「アメリカン・ハッスル」「鑑定士と顔のない依頼人」「ダラス・バイヤーズクラブ」「偉大なる、しゅららぼん」「チョコレートドーナツ」「フルスロットル」「友よ、さらばと言おう」「ファーナス 訣別の朝」「テロ,ライブ」「監視者たち」「イン・ザ・ヒーロー」「ケープタウン」「イコライザー」「泣く男」「蜩の記」「リスボンに誘われて」「誰よりも狙われた男」「アバウト・タイム 愛おしい時間について」「トワイライト ささらさや」「エレクトリック・チルドレン」「オオカミは嘘をつく」「ショート・ターム」「ポイントブランク〜標的にされた男〜」「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」「嗤う分身」「あと1センチの恋」「プリデスティネーション」「きっと、星のせいじゃない。」「ビッグ・アイズ」「イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち」「ラスト・リベンジ」「ハッピーエンドが書けるまで」「ゼロの未来」「はじまりのうた」「マジック・イン・ムーンライト」「デッド・シティ2055」「誘拐の掟」「ジヌよさらば〜かむろば村へ〜」「靴職人と魔法のミシン」「パイレーツ」「駆込み女と駆出し男」「真夜中のゆりかご」「ロスト・リバー」「WISH I WAS HERE 僕らのいる場所」「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」「カリフォルニア・ダウン」「ハイネケン誘拐の代償」「しあわせはどこにある」「チャイルド44 森に消えた子供たち」「マーシュランド」「奪還者」「天使が消えた街」「共犯」「かけがえのない人」「アリスのままで」「ピエロがお前を嘲笑う」「クーデター」「ギヴァー 記憶を注ぐ者」「恋人まで1%」「ハッピーボイス・キラー」「ファンタスティック・フォー」「マイ・インターン」「コンテンダー」「ナイトクローラー」「ジョン・ウィック」「マジックマイク XXL」「しあわせへのまわり道」「ふたつの名前を持つ少年」「コングレス未来学会議」「アデライン、100年目の恋」「愛しのグランマ」「名もなき塀の中の王」「黒衣の刺客」「ベル&セバスチャン」「さよなら、人類」「ぼくらの家路」「ヴェルサイユの宮廷庭師」「ヴィンセントが教えてくれたこと」「ドローン・オブ・ウォー」「ハイエナ」「グランド・ジョー」「図書館戦争 THE LAST MISSION」「白い沈黙」「エール!」「パパが遺した物語」「カリキュレーター」「ミニー・ゲッツの秘密」「バクマン。」「サバイバー」「恐怖ノ白魔人」「エイリネイト -侵略地区-」「ミケランジェロ・プロジェクト」「エベレスト」「クリード チャンプを継ぐ男」「アクトレス 女たちの舞台」「ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ」「Re:LIFE 〜リライフ〜」「ラスト・ナイツ」「ブリッジ・オブ・スパイ」「ヒトラー暗殺、13分の誤算」「笛を吹く男」「顔のないヒトラーたち」「モンスターズ 新種襲来」「尚衣院-サンイウォン-」「白鯨との闘い」「黄金のアデーレ 名画の帰還」「ブレイキング・ゴッド」「メモリーズ 追憶の剣」「クリムゾン・ピーク」「リザとキツネと恋する死者たち」「クライム・ヒート」「ゾンビーワールドへようこそ」「スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町」「海賊じいちゃんの贈りもの」「殺されたミンジュ」「オデッセイ」「ブラック・スキャンダル」「ディバイナー 戦禍に光を求めて」「SPOOKS スプークス/MI-5」「サヨナラの代わりに」「ラバランチュラ 全員出動!」「リジェネレーション」「独裁者と小さな孫」「エージェント・ウルトラ」「X-ミッション」「マルガリータで乾杯を!」「監禁村」「サマー・インフェルノ」「完全なるチェックメイト」「サウルの息子」「最強サイボーグX」「タイム・ラヴァーズ 時空を繋ぐ指輪の物語」「クロノス」「ドラゴン・ブレイド」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」「SPY TIME-スパイ・タイム-」「ザ・ブリザード」「テラーハウス」「ニック/NICK ハードペイン」「ディーパンの闘い」「ハッピーエンドの選び方」「ディスクローザー」「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」「追撃者」「スリーピング・ボイス〜沈黙の叫び〜」「罠」「砂上の法廷」「パディントン」「ヴィクター・フランケンシュタイン」「SPY/スパイ」「僕だけがいない街」「最愛の子」「虹蛇と眠る女」「これが私の人生設計」「ぼくとアールと彼女のさよなら」「スクリーム・ガールズ 最後の絶叫」「グレート・ウォリアーズ/欲望の剣」「特捜部Q キジ殺し」「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」「ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティー」「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」「パリ3区の遺産相続人」「狼は暗闇の天使」「リーザと十二月の神々」「ロスト・エリア -真実と幻の出逢う森-」「キャロル」「マギー」「ヘイトフル・エイト」「バチカン・テープ」「ゾンビ・ファイト・クラブ」「戦慄収容所」「アナザー」「リリーのすべて」「セブンス・サン 魔使いの弟子」「エレクトラウーマン&ダイナガール」「スポットライト 世紀のスクープ」「人生は小説よりも奇なり」「ニック/NICK ラスト・フューリー」「あるメイドの密かな欲望」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」「ヒットマン エージェント47」「エヴェレスト 神々の山麓」「テラフォーマーズ」「マインド・エスケープ」「家族はつらいよ」「ルーム」「殿、利息でござる!」「スノーホワイト-氷の王国-」「ヘイル,シーザー!」「心霊ドクターと消された記憶」「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」「選挙の勝ち方教えます」「ベイビーブラザー」「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」「獣は月夜に夢を見る」「ミッシング・サン」「ペーパーマン PaperMan」「ヴィジョン/暗闇の来訪者」「エルサレム」「フィフス・ウェイブ」「ラザロ・エフェクト」「サウスポー」「復活」「二ツ星の料理人」「パレス・ダウン」「クリーピー 偽りの隣人」「アイ アム ア ヒーロー」「太陽」「ヒメアノ〜ル」「西遊記 孫悟空 vs 白骨夫人」「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」「エクスポーズ 暗闇の迷宮」「ヘイヴンハースト」「ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たち」「クーパー家の晩餐会」「ハロルドが笑うその日まで」「サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース」「私を忘れないで」「恋するインターン 〜現場からは以上です!〜」「ダークネス」「教授のおかしな妄想殺人」「ワタシが私を見つけるまで」「ライオット・クラブ」「荊棘の秘密」「シークレット・アイズ」「レジェンド 狂気の美学」「トマホーク ガンマン vs 食人族」「ダーティー・コップ」「二つの真実、三つの嘘」「ターザン:REBORN」「素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店」「きみがくれた物語」「ローマに消えた男」「ジェム&ホログラムス」「エクス・マキナ」「X-MEN:アポカリプス」「裸足の季節」「モンスター・ハント」「スーサイド・スクワッド」「メカニック:ワールドミッション」「人生は狂詩曲(ラプソディ)」「高台家の人々」「帰ってきたヒトラー」「罪の余白」「ヤング・アダルト・ニューヨーク」「ミラーズ 呪怨鏡」「好きにならずにいられない」「サスペクツ・ダイアリー すり替えられた記憶」「秘密 THE TOP SECRET」「ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行」「モデル 欲望のランウェイ」「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>」「葛城事件」「コンカッション」「ベトナムの怪しい彼女」「ベネファクター/封印」「シング・ストリート 未来へのうた」「ミモザの島に消えた母」「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」「FOUND ファウンド」「マッド・ドライヴ」「キング・オブ・エジプト」「世界一キライなあなたに」「神様の思し召し」「ハドソン川の奇跡」「神のゆらぎ」「BILLABONG ビラボン」「コロニア」「ハイ・ライズ」「ベン・ハー(2016)」「サイレント・アイランド 閉じ込められた秘密」「彼岸島デラックス」「ダウンヘル」「YOU ARE NEXT ユー・アー・ネクスト」「デッド・オア・ラン」「血闘」「イーグル・ジャンプ」「キラー・インフェルノ」「グースバンプス モンスターと秘密の書」「セルフレス/覚醒した記憶」「青空エール」「スター・トレック BEYOND」「インフェルノ」「特捜部Q Pからのメッセージ」「ミリオンダラー・ホテル」「ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男」「グッド・ネイバー」「屍憶 -SHIOKU-」「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」「ハングリー・ハーツ」「ジェイソン・ボーン」「世界の果てまでヒャッハー!」「レジデント」「ラスト・ウィッチ・ハンター」「ザ・ギフト」「5時から7時の恋人カンケイ」「ミッドナイト・スペシャル」「ジョイ」「ハッピーログイン」「アンダーワールド ブラッド・ウォーズ」「後妻業の女」「真田十勇士」「ドント・ブリーズ」「バニーマン/殺戮のカーニバル」 他、自宅保管DVD


……………………………
TSUTAYA DISCASは、今や幻の(笑)Mプランで継続中だよ!
……………………………
★ 最近観た中でよかったのは:
シン・ゴジラ(2回目鑑賞:レンタルDVD鑑賞)

★ 現在観ている海外ドラマ:
名探偵MONK ファイナル・シーズン
デクスター ファイナル・シーズン
HANNIBAL/ハンニバル
ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突

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